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【トートバック】ツキノワグマ -Asian black bear-

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【Tote bag】ツキノワグマ -Asian black bear-

日本(奥多摩)で撮影した野生のツキノワグマ。
この印象深い目。この印象を極力忠実に表現するということを最優先に他の部位の濃淡を調整。色は3種類で、まちのあるA4がすっぽり入る使いやすいサイズ。片面はWild Us.のロゴが入りリバーシブル感覚での使用が可能。全て手刷り(シルクスクリーン)にて印刷。

※一つ一つ手刷りなので、位置やプリントのかすれ具合が異なります。
※写真の色と実際の色は異なる場合があります。目安としてご覧ください。

素材:綿100%、内容量:約10L
サイズ:36cm(袋口幅)×37cm(高さ)×12cm(奥行き)、底幅24cm、持ち手55cm



・写真について 〜秋山知伸〜

"ツキノワグマ"
昨年、丹沢でもハイカーがツキノワグマを見たという報告によって登山道が封鎖された場所があった。昔から丹沢や奥多摩の山を歩き、野生動物の痕跡を探すのが仕事だったものからすると、とても滑稽に感じてしまう。20年前から普通に登山道をツキノワグマは歩いていたからである。
確かに、20年前より少し個体数は増えただろう。おそらく鹿の増加による林床の食物の低下ではないかと個人的には思うことによって、人里でクマが観察されることは増えた。しかし、20年以上、そこにいて、できるだけ人に会わないようにクマが生きていた。マスコミがクマのことを報じることが増え、恐さを強く報じることによって、クマを見たらこわがって報告し、その報告を受けた自治体は、もし何か起きたらと、登山道を閉鎖してしまう。前からいたのに滑稽である。
アメリカのヨセミテ国立公園で登山道を歩くと、よくアメリカクロクマに会う。ツキノワグマよりも大きく、クロクマと思っているので、大きさに少し戸惑った。ハイカーたちはクマがいることに慣れたもので、少し観察しつつ、歩いていき、クロクマはハイカーの存在に気づいているけど、気にしなく、アリを食べ歩いていた。
クマはイヌのように賢い生き物で、学ぶことができる。クマはハイカーの存在が危なくないことを学び、ハイカーはクマを必要以上に恐れず、餌などはやらないことでお互い、気づきながら無視する関係を作っている。
ツキノワグマは人を殺せるだけの殺傷能力を持ってしまった。だから人家に入ったりして家の中に餌があることを覚えてしまったりした個体について、人を襲おうとした個体については殺処分は致し方ないし、山からの恵みとして、個体数が維持されるなら食べるために撃つのも反対しないし、食べたいと思う。
同時に、自然の恵みを享受するこの国立公園内において、アメリカのようにお互いの存在を認め合う関係ができたらよいのにと思う。それに増えてきたといってもクマが人を殺す数は年間10人にみたない。スズメバチの方が年間に人を殺す数は多いし、交通事故、自殺の数とは比べ物にもならない。
クマをこわがるくらいなら、車に恐怖し、隣人を心配し声をかけるとかの方が、よっぽど人の命を救う。クマを恐がることに意味はほとんどないのにと思いつつ、クマに会った時は、緊張し、恐がり、相手の状況をみながらシャッターを切る。

その他の情報は、
丹沢ポータルサイト「TANZAWA.site」でご覧ください。
https://tanzawa.site/products/wildus-6/

【 Design 】

ほどよい厚みで使いやすく、丈夫なキャンバス生地

袋口 マチがあるので見栄えの良さはもちろん、重みのあるものも収納できるなどの高い収納力を備えています。

※写真はナチュラル/ブラック

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