









【トートバック】アイベックス -Ibex-
¥2,450 税込
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Tote bag「アイベックス」Ibex
インドのラダックにて撮影した野生のアイベックス。
迫力溢れる写真ではあるのだが、この土地とアイベックスの色の関係からモノクロで姿をリアルに切り取るのは難しいと分かっていたのだが、やってみると想像を超える躍動感が切り出された。この躍動感から出来る野生動物と地球の模様はなんとも美しかったので、写真上部のみ少し切り取り手刷り(シルクスクリーン)で印刷。
※一つ一つ手刷りなので、位置やプリントのかすれ具合が異なります。
※写真の色と実際の色は異なる場合があります。目安としてご覧ください。
素材:綿100%、内容量:約10L
サイズ:36cm(袋口幅)×37cm(高さ)×12cm(奥行き)、底幅24cm、持ち手55cm
・写真について 〜秋山知伸〜
"アイベックス"
この写真はヒマラヤアイベックスだ。パキスタンやインドのラダックで、ユキヒョウを探しているときに会う。ブルーシープやウリアルなどの偶蹄類もいるが、アイベックスは最も急峻な崖に生息する。垂直に切り立った崖を器用に歩き生きている。
そんなアイベックスも水を飲みに行かなければならず、そのときはオオカミなどの天敵に狙われてしまうので、崖の上から安全を確認し、安全だと思うと群れで降りてくる。群れになった方が、他のアイベックスが襲われることによって、襲われる以外の個体が生き延びることができるとか、見張りの範囲が広がるとかの理由だろう。
僕は午前中に崖の上に大きなアイベックスの群れがいたので、谷の下で、岩陰に隠れて、アイベックスが昼に水を飲みにくるのを待っていた。待つところは日陰になるので、マイナス20℃くらいととても寒かった。南斜面の草が生えているところで食事しながら、ゆっくりとアイベックスは近づいてきた。
ところが、水を飲みにくる前にアイベックスの誰かが警戒声をあげ、いっせいに走り戻っていく。そんなとき、もしかしたら、僕と同じようにユキヒョウが近くにいて待っていたのか、どこかにオオカミがいるのかと、心臓が高鳴るのだ。そして、周りになにかいないか探した。しかし、何も見つからない。アイベックスたちはアイベックスにとって安全な岩場まで行き、まだ警戒声をあげていた。その方向は僕のほうであった。
ユキヒョウやオオカミでなく、アイベックスは僕を見つけてこわがってしまったのかもしれない。アイベックスの貴重な水を飲む機会を僕は奪ってしまうかもしれないので、撮影をやめて、足早にそこを去ることにした。僕がいなくなって安全だと思えば、水のみにくるだろう。
翌日、同じ場所にいくと、大きなユキヒョウの足跡があった。あのまま待ったら見れていたかもしれないと思う記憶が蘇る一枚だ。
その他の情報は、
丹沢ポータルサイト「TANZAWA.site」でご覧ください。
https://tanzawa.site/products/wildus-6/
【 Design 】

ほどよい厚みで使いやすく、丈夫なキャンバス生地

袋口 マチがあるので見栄えの良さはもちろん、重みのあるものも収納できるなどの高い収納力を備えています。
※写真はナチュラル/ブラック
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